路線価(その7)
2013年5月12日路線価を見てきましたが、最終弾としまして、締めくらせていただきます。公示地価と相続税の路線価と固定資産評価額の3つが同時に見れるサイトを紹介します。
その前に、前回で説明しました7月ににならないと路線価が発表されないのなら、それまでは計算できないのではないかと疑問に思われたかもしれません。その件から先に見ていきたいと思います。
公示価格は3月に発表されています。それを参考に路線価の予想が付きますので、概算計算は可能です。あるいは、前年の路線価の価格から金額は算定できます。そうしないと、1月の相続の発生の方は、分割協議の時間や納税方法の検討の時間が無くなってしまいます。
次に、全国地価マップ(財団法人資産評価システムセンター運営)という便利なサイトがあります。国や地方公共団体が一般に公開している宅地の価格に関し、同センターにおいて収集した情報を公開しています。公示地価、相続税等の路線価、固定資産評価額が同時に見ることができて便利です。
相続税の路線価は、公示地価の8割と言われています(このプログで何度も説明していますね。是非覚えておいて下さいね。)。固定資産税の評価額(今回は説明を割愛しますが、固定資産税を算定する基になる金額と思って下さい。)は、公示地価の7割と言われています。地価マップでは、道路にそれぞれ値段が付いていますので、比較されてみてはいかがでしょうか。