専門家のお仕事その2 弁護士
2013年11月3日税理士の中井です。このコーナーの更新が1年ぶりになりました。
何故、これを書く気になったかというと、一般の人には●●士という仕事を厳密に区分するのは難しいという事です。なるべく優しく解説したいと思いますし、私は専門家の中でもお客様に一番身近なホームドクター的な存在でありたいと思っています。自分に出来ない事は適切で優秀な専門家をご紹介したいと思いますし、そういう人脈を築きあげました。
なお、あくまでも私の目から見た説明ですので、ご了承ください。
弁護士さんはドラマ等で良く見る通り、法律の専門家です。資格の難易度、社会的地位、どちらも文系資格の最高峰と思います。弁護士さんのポイントは、
①民事・刑事などの裁判の専門家であるのは言うまでもないですが
②裁判に至らない紛争案件の代理人を務めることができます。
つまり、民事的な紛争があった場合に、紛争の当事者から代理権を授与してもらって相手方と交渉できるのは弁護士さんだけです。税理士や司法書士、行政書士など他の専門家が代理人として相手方と交渉するのは弁護士法によって禁止されています。これを非弁行為と言います。
もちろん、契約書の作成や相続・遺言など法律に関する業務を幅広く網羅されていることは言うまでもありません。
平たく言うと文系資格では一番えらいですな。