京都の税理士・中井康道税
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    路線価(その3)

    2013年5月5日

    土地の評価額において、実勢価格と路線価は何故開きのあるケースが多いのか、見ていきたいと思います。

     そもそも路線価は、税務署が発表し、相続税評価額を算出の上で基礎となる金額です。当然のことながら、相続税では、土地の評価というものがとても重要なウエイトを占めています。この評価次第では、税額がかなり変わってきます。

     路線価の算出方法ですが、公示価格(公示地価)、実勢価格、不動産鑑定士などの意見を聞きながら算出されます。最終的には、公示価格(公示地価)の8割程度を基準に決められています。公示価格の8割という評価か、銀行や信用金庫などの金融機関が担保評価を行う際、「路線価」についてそのまま用いるケースが多いということを聞いたことがあります。要するに路線価は、実勢価格より20%低いので、担保として見た場合は、安心できるということらしいです。(出典元:路線価 http://hudosanblog.livedoor.biz/archives/50409606.html