地価公示(その2)
2013年3月24日前回触れました、土地の値段の相場を誰が決めているのか、見ていきます。
「土地を売りたい人と土地の買いたい人のバランスだよ、物事も全部そう。株取引と一緒だよ。」という声も聞かれそうです。確かにそうかもしれません。資本主義自由経済だから、何事も需要と供給ですからね。しかし、いくら、自由といっても例えば、株の価格には、決算による企業の業績公開など、それなりに根拠がありますよね。
その根拠を基に、投資家たちが株の相場を決めるわけです。土地には、相場を決める根拠があるのか、ということです。いえ、あるのです。それが地価公示(公示地価)のことです。しかも、実は決めているのは、公的機関である国です。
次回、その「国」が決めている内容につきまして、もう少し詳しく見ていくつもりです。