個人事業主の消費税申告(その5)
2013年3月18日消費税の簡易課税方式について見ていきます。
●消費税の簡易課税方式・・・原則課税方式の計算自体はとてもシンプルなものですが、実際に消費税額を計算して記帳するのは、個人事業主には大きな負担になります。
そこで、小規模事業者の負担を軽減する目的で、基準期間の課税売上高が5,000万円以下の場合には、計算がグンと楽になる簡易課税方式を選択することが認められています。その計算式は、下記のとおりです。
消費税額=課税売上高×5%-(課税仕入高×5%×みなし仕入率)となります。この「みなし仕入率」とは何か、次回に見ていく予定です。