京都の税理士・中井康道税
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    住宅ローン控除に必要な書類と見方のポイント(その5)

    2013年2月17日

    では、契約書のチェックポイントを見ていきたいと思います。

    契約者は施主(購入者)と業者間で取り交わし、1通ずつ保管することになります。契約書はマンションや戸建ての売買の場合には売買契約書となりますし、土地が既にあり、住宅を新築したというような場合には工事請負契約書となります。いずれも、取得価格を証明する書類となりますが、実情に合わせて準備しておくことが重要です。

    確定申告に必要な書類は原本ではなくコピーとなりますが、その際、適正な印紙が貼付され、消印処理(印紙に割印つまり、この印紙は二度と使えなくする処理)がされているかは注意した方が良いでしょう。適正な印紙が貼付され消印処理がされていないことが後日税務署による調査で判明すると、過怠税(かたいぜいと呼びます。)といって通常の印紙の額の3倍のペナルティが課されることになるからです。

    次回は、住民票のチェックポイントを見ていく予定です。