確定申告(その8)
2013年1月20日では、確定申告の関連を見てきましたが、その8として最終弾とさせていただきます。今回は確定申告の申告方法と確定申告を行う際の注意点を見ていきます。
・確定申告の申告方法…申告する方法は次の2つから、利用しやすい方法を選んで下さい。
1.必要な申告書等を税務署等で入手し、税務署に持参あるいは郵送する。
2.国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーで申告書を作成し、プリンターで印刷し持参あるいは郵送する。また、作成した申告書を税務署に送信し確定申告すること(e-tax)もできます。
・確定申告を行うときには
1.誰が申告するとメリットが最大か(医療費控除、社会保険料控除など)
2.申告することで世帯全体では、所得税がアップすることはないか(扶養控除との関係)
3.源泉徴収済みの所得は確定申告でメリットがあるか(退職所得、雑所得、配当所得、株式等の譲渡所得の売却益など)など、世帯全体で納付する所得税額の検討が必要です。
以上見てきましたように、目先の還付額に目がくらんで、あとで泣く方も少なくありません。慎重に計算してじっくり検討しましょう。次回は医療費控除を見ていく予定です。