固定資産税評価額
2012年10月20日固定資産税評価額を見ていきます。固定資産税評価額とは、市町村(例えば、京都市)が示す土地の値段となります。固定資産の評価は、総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて行われ、市町村長(例えば、京都市長)がその価格等を決定することになっています。
固定資産税評価額とは、固定資産税、不動産取得税、登録免許税(これらの税金がどんなものかは改めて機会を設けて説明します。)など土地と家屋に課税される税金の基準となっています。固定資産税評価額は、3年ごとに評価額を見直されます。(この見直されることを、「洗い替え(あらいがえ)」と言います。)
土地や家屋の固定資産税評価額を知りたい時は、固定資産(土地・家屋)が所在する市町村の固定資産税課(役所によっては、税務課という名前もあります。)で固定資産税台帳(台帳に載っているのです)を縦覧(じゅうらんと呼びます。閲覧と言う意味ですが、不思議と閲覧とは言わずに役所では縦覧と言うのです。)して調べます。市町村によっては、「本人」や「本人から委任を受けている人」などの一部の人しか縦覧できないことになっています。
以上見てきましたが、まだ何となく固定資産税評価額のイメージが湧かない方のために、説明を加えておきます。固定資産税を算定する時の基になる評価額になります。ですから、固定資産税と固定資産税評価額は全く意味合いが異なります。固定資産税≠固定資産税評価額の関係に当たることと、固定資産税評価額は3年に1度、評価額の見直しをされることを覚えておいて下さい。