タックスヘイブン(その6)
2013年6月23日前回の続きを見ていくことにします。タックスヘイブンのシリーズはこれで最終弾といたします。
経営コンサルティング会社「マッキンゼー」の元チーフエコノミストであるジェームズ・ヘンリー氏らの見積もりでは、世界中の大金持ちがタックスヘイブンに保有する金融資産の総額は少なくとも21兆ドル(約2,000兆円)と言われています。多くの場合は合法的な国際取引に利用されています。しかし、脱税や粉飾決算、資金洗浄の温床となっているとの批判が相変わらず根強いです。企業情報がほとんど公表されず、カネの流れが見えづらいため、日本や欧米の国税当局も手を焼いているのが実情のようです。(出典元:朝日新聞デジタル版 タックスヘイブンの秘密資料入手 http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY201304040323.html)