京都の税理士・中井康道税
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    申告納税制度(その4)

    2013年5月19日

    前回申告納税制度の税は、納税者がその課税に対して納得して受け入れている税であるということが、国にとっても納税者にとっても欠点を補っている存在理由があると説明しました。今回はこの比較のために、消費税を例に取りましょう。

    消費税の計算は複雑ですが、それは事業者にさせています。納税者は、単に消費税を支払うだけなのです。消費に対して税を支払うということに納得がいきません。なので、いつも消費税率の話しになると、政治的に反対されます。過去には消費税を実施するために、政権が何度か交代されています。

    儲けたら税金を支払うことは仕方がありません。多額の相続財産があれば税金を支払う、このことも仕方がありません。納税者がこう考えることが、申告納税制度の基礎になっているのです。

     さらに付け加えをしておきますと、納税者はそんな細かなことまで税務署に知られたくないのです。だから、税金の計算が面倒だから嫌とも言わず、現在の制度が定着しているのだと長谷川俊樹税理士は考えられています。(出典元:東京税理士ブログ 税理士長谷川俊樹氏 http://t.has.jp/2007/11/sinkoku/