あなたにも相続税が降りかかる(その6)
2013年3月3日相続税に関連するこのシリーズ「その6」として最終弾といたします。前回の後継者争いにならないためには、どうすれば良いものか、以下見ていきたいと思います。
事前に家族でよく話し合うことが大事です。話し合う内容で重要なものを下記のとおり、挙げてみます。
(1)財産の評価はどれくらいになるのか。
(2)親の面倒は誰が見るのか。
(3)財産をどのように分けるのか。特に家と土地はどうするのか。
(4)相続税を納付する場合、納付資金はどうするのか。
(5)墓守は誰がするのか。
(6)親が認知症などを患った場合、財産管理は誰がするのか。
このようなことを事前に話し合っておくことで、後々のトラブルを大幅に減らすことができます。遺言書も作成しておけば、備えは万全だと思います。
このシリーズ「その1」から「その6」まで紹介したのは、相続に関する制度のごく基本的な枠組みです。他にもこのブログで紹介できなかった細かな要件があります。とりわけ、土地に関する評価・対策を実行する際には、ぜひ税理士や不動産鑑定士の専門家にご相談することを忘れないで欲しいと思います。(出典元 ファイナンシャルプランナー 宮塚達夫氏http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20120322/303121/?P=6)