京都の税理士・中井康道税
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    医療費控除

    2012年2月8日

    こんばんは、今日は確定申告の話をします。

    一般的に確定申告で税金の還付を受けられるもっとも多いケースは医療費控除です。

    これは一定以上の医療費を負担した場合に所得控除が受けられるというものです。

    この医療費控除、一定の足切り額があり一般的には『10万円以上の医療費を負担した場合に控除を受けられる』という風に理解されていると思います。

    しかし、10万円以下でも医療費控除を受けられる場合があります。

    この足切りは、下記の何れか少ない金額を超える部分の金額が医療費控除の対象になると定義されています。

    ①10万円

    ②所得金額の5%

    つまり、所得金額が120万円の場合②120万円×5%=6万円となり、10万円と6万円では6万円の方が低い。つまり6万円以上の医療費負担があれば医療費控除が受けられます。

    端的に言えば、所得が相対的に低い場合には足切りのボーダーラインが下がります、今一度チェックしてみてください。